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遠州流茶道海外同行記第2弾。今回の訪問先は「シンガポール」。

日本の伝統文化「茶道」と世界で最もスマートな都市とも言われる「シンガポール」。
対極にあるとも言える両者ですが、その出会いは30年前に遡ります。
1989年日本大使公邸完成のセレモニーに招かれ、当時の首相にお茶を差し上げたのがはじまりだそうです。
そして、この日開催されたシンガポール大学茶道部30周年イベント。

なぜたった一度の出会いから30年の交流が生まれたのか？そこには十三世家元小堀宗実さんはじめ、
遠州流の先生方の熱い想いがありました。

「相手と同じ目線で、手渡しするからこそ伝わるものがある」と語る小堀さん。毎年遠州流の先生を派遣して交流を重ね、多くの学生に日本の伝統文化を伝えてきました。平和で豊かな人生を味わってほしい・・・手渡ししていたのは、そんな暖かい心だったのですね。

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