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2018年10月17日

ESDスクール「日中韓の環境・経済・地域創生講演会」を開催しました。

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伝七邸にて定期的に行われているESD(持続可能な開発のための教育)スクールが、10月17日に開催されました。

韓国ソウル市立大学 董宗仁教授、韓国中央大学 金正仁教授、中国南京審計大学 高紋教授を講師としてお招きし、「日中韓の環境・経済・地域創生講演会」と題し、大気汚染問題や再生可能エネルギーの取り組みの実例、環境汚染と地域経済発展の関係について、一部英語で講演が行われ、三重大学を初めとする学生35名が環境問題について学びました。


董教授(環境工学)は「PM2.5は、韓国でも被害は大きい。大気汚染の課題は、各国がどれほど環境改善に特化した技術を持ってしても、国同士で協力し合うパートナーシップがないことには解決しない。」と述べ、欧州連合のように、アジアも一つの共同体となって環境改善に努めるべきだと訴えかけました。

金教授(環境経済)は、各国の優れた再生可能エネルギー技術を紹介。「エネルギー転換が最も重要なキーワードだ。」と繰り返し述べられ、次世代の若い発想による新たなエネルギー技術革新に期待を示しました。

高教授(地域経済)は、中国は都市化を進めることで環境が悪化したという課題感を持ち「自然環境が良くないということは、労働者の作業効率も低下する。」と自身の研究について発表し、中国は環境改善における大きな転換期になっていると言及しました。

学生からの質問に対し、教授らは「私たち人間は利便性を求めて 環境を破壊してきた。昔は point pollution (特定汚染負荷=産業汚染)が課題だったが、今はnon-point pollution (非特定汚染負荷=生活汚染)が最大の課題である。」ことに触れ、環境課題の解決は自発的に環境意識を育む教育によって達成されると提言しました。